セツブンソウ、スノードロップ、ロウバイ、ウメなど ー 【昭和記念公園】で早春のお花撮影(東京都)
こんにちは inoc です。
お花撮影の聖地、昭和記念公園。年中なんか咲いています。
ということで、真冬のさなかですが、お花を探しに行ってきました。
本日一番のお目当てはセツブンソウです。
電車で行くには
国営昭和記念公園は立川にあります。今回は電車利用で行きましたが、普通にJR立川駅では下車せずに、青梅線に乗り換えて西立川駅から歩きました。
立川駅から歩くと最寄りの「あけぼの口」までは約10分です。10分くらい歩くのは大したことはないですが、昭和記念公園はハンパなく広いので園内に入ってからの歩きも考えなければいけません。
目標とするセツブンソウは事前の調べによると「あけぼの口」からみて一番奥側、公園の北のほうの「こもれびの里」のあたりにあるらしく、かなり距離があります。おそらく30分以上はかかりそう。したがって、多少乗り換えの手間とロスをしても「西立川口」を利用することにしました。
「西立川口」はJR西立川の駅を降りるとすぐ目の前にありました。これは便利。これからも利用しようと思います。
レンタサイクル
園内の入り口何か所かにレンタサイクルがあります。自転車で移動すればかなり楽ちんかつ早く行けます。しかし、園内の自転車専用のサイクルロードを通らなければならないため、途中にある花壇や植木を見ることができません。目的のものの場所がすでに分かっていてまっしぐらに移動するのにはいいのですが、今回は道中にも何か発見を期待しつつ園内を歩くことにしました。
ちなみにレンタサイクルは3時間410円、1日520円です。
さて、それでは、この日に撮った主なお花を紹介します。
ウメ
西立川口を入ってすぐ目の前に大きな池「水鳥の池」があります。それを右回りにす進むとまず目に入ってくるのが梅園です。
白梅、紅梅ともにいろいろな品種があります.。
やはり赤い花は華やかでいいですね。
ウメの木の下、フクジュソウもひっそりと咲き始めていました。
クリスマスローズ
少し行くとクリスマスローズがたくさん植わっていました。
これまであまり意識したことがなかったですが、クリスマスローズにもいろいろな品種があって、コーナーごとに品種を書いた名札が置かれていました。まだ時期が早く、咲いているのはほんの数本でした。
スノーホワイト
スノードロップ
スノードロップも小さくて健気でかわいいですね。
こういうのはやはり自転車ではなく、てくてく園内を歩いていないと気づくことができません。
ノリウツギ
冬なのでほとんどは枯れ木が多いのですが、そのなかで面白いものを見つけました。
「ノリウツギ」という木ですが、どう見ても花の形が枯れアジサイ。
後で調べたところ、やはりアジサイの仲間で、アジサイが終わる7月ごろから咲くらしいです。
アジサイよりは背が高く2~3メートルあります。
枯れても、雨風に耐えて、花の形が残っているのがたくましいです。
今度夏になったら咲いているところを見てみたいです。
サザンカ
あちこちの公園に植わっていて、この時期よく目にしますね。
サザンカと椿は似ていますが、見分け方のポイントは、
椿は花がより立体的でしべが花びらに覆われている感じで、サザンカは花がもっと開いている。
また、椿は散るときに花の首ごとぼたっと落ちるのに対し、サザンカは花びら1枚ごとに落ちる。
セツブンソウ
その名の通り、節分の時期に咲くそうです。
直径1.5-2.0センチくらいのほんとに小さな花です。
花の形やしべの構造がまたかわいい。
引きで撮ったらこの通り↓ で、普通だと気づきませんね。
マクロレンズ必須です。
マンサク
これも写真をやってなかったら名前も知らなかったお花ですね。
名前の由来がおかしく、他の花よりも早く咲くことから、
「先ず咲く」がなまって「まんさく」となった、といういわれがあるそうです。
しかし、これを見るたびに福岡銘菓の「鶏卵素麺」を想い出すんですよね。
ロウバイ
まさに蝋でできたような梅のようなお花です。
あまい香りがしました。
菜の花
これはもう春の花ですね。3月ー4月がピークかと思いましたが、早咲きもあるようです。
まとめ
いかがでしたか。
冬は地味なお花が多いですが、写真をやっていなければ知りもしなかったようなお花や木に出会えて、冬のお花撮影も楽しいです。