2019年 桜開花予想 出ました
こんにちは inoc です。
2019年春の桜開花予想が出ました。
※写真は、昨年3月31日撮影の埼玉県吉見の桜です。
日本気象協会の2月7日発表「桜開花予想」によると、
東京の開花は3月22日。平年は3月26日なので4日早め。昨年は3月17日でしたので昨年よりは遅めの予報です。
関東では東京の開花が一番早く、神奈川(横浜)は3月24日。埼玉(熊谷)では3月29日と一週間も開きがあります。ただし、埼玉といっても熊谷を基準にしているのでかなり北部です。
神奈川のほうが気候が暖かそうですが、東京はより温暖化が進んでいるからでしょうか?
なお、「開花日」は花が数輪咲くレベルを基準にしているため、満開はそれから約1週間後くらいになります。
ウェザーマップのさくら開花予想では、満開日も併記されていて便利です。
これによると、東京の開花は3月23日、満開は3月30日となっています。
カレンダーで曜日を照らし合わせると、3月30日、31日の土日が一番のお花見&桜撮影ピークとなりそうです。
昨年はたしか、桜がかなり早かったのを記憶しています。また桜だけでなく、そのあとのチューリップやアジサイなどなんでも早めに咲いてきて、撮影計画を立てるのに苦労しました。昨年は大雪があったりで寒かったので、桜も遅めかと油断していたところ、3月に入って急に暖かくなり、あれよあれよといううちに桜が咲いてしまっていました。
今年は早めに撮影計画を立てて撮りごろを逃さないようにしたいと思います。
このブログでも、撮影記やおすすめ桜スポットを随時ご紹介しますのでよろしくお願いいたします。
セツブンソウ、スノードロップ、ロウバイ、ウメなど ー 【昭和記念公園】で早春のお花撮影(東京都)
こんにちは inoc です。
お花撮影の聖地、昭和記念公園。年中なんか咲いています。
ということで、真冬のさなかですが、お花を探しに行ってきました。
本日一番のお目当てはセツブンソウです。
電車で行くには
国営昭和記念公園は立川にあります。今回は電車利用で行きましたが、普通にJR立川駅では下車せずに、青梅線に乗り換えて西立川駅から歩きました。
立川駅から歩くと最寄りの「あけぼの口」までは約10分です。10分くらい歩くのは大したことはないですが、昭和記念公園はハンパなく広いので園内に入ってからの歩きも考えなければいけません。
目標とするセツブンソウは事前の調べによると「あけぼの口」からみて一番奥側、公園の北のほうの「こもれびの里」のあたりにあるらしく、かなり距離があります。おそらく30分以上はかかりそう。したがって、多少乗り換えの手間とロスをしても「西立川口」を利用することにしました。
「西立川口」はJR西立川の駅を降りるとすぐ目の前にありました。これは便利。これからも利用しようと思います。
レンタサイクル
園内の入り口何か所かにレンタサイクルがあります。自転車で移動すればかなり楽ちんかつ早く行けます。しかし、園内の自転車専用のサイクルロードを通らなければならないため、途中にある花壇や植木を見ることができません。目的のものの場所がすでに分かっていてまっしぐらに移動するのにはいいのですが、今回は道中にも何か発見を期待しつつ園内を歩くことにしました。
ちなみにレンタサイクルは3時間410円、1日520円です。
さて、それでは、この日に撮った主なお花を紹介します。
ウメ
西立川口を入ってすぐ目の前に大きな池「水鳥の池」があります。それを右回りにす進むとまず目に入ってくるのが梅園です。
白梅、紅梅ともにいろいろな品種があります.。
やはり赤い花は華やかでいいですね。
ウメの木の下、フクジュソウもひっそりと咲き始めていました。
クリスマスローズ
少し行くとクリスマスローズがたくさん植わっていました。
これまであまり意識したことがなかったですが、クリスマスローズにもいろいろな品種があって、コーナーごとに品種を書いた名札が置かれていました。まだ時期が早く、咲いているのはほんの数本でした。
スノーホワイト
スノードロップ
スノードロップも小さくて健気でかわいいですね。
こういうのはやはり自転車ではなく、てくてく園内を歩いていないと気づくことができません。
ノリウツギ
冬なのでほとんどは枯れ木が多いのですが、そのなかで面白いものを見つけました。
「ノリウツギ」という木ですが、どう見ても花の形が枯れアジサイ。
後で調べたところ、やはりアジサイの仲間で、アジサイが終わる7月ごろから咲くらしいです。
アジサイよりは背が高く2~3メートルあります。
枯れても、雨風に耐えて、花の形が残っているのがたくましいです。
今度夏になったら咲いているところを見てみたいです。
サザンカ
あちこちの公園に植わっていて、この時期よく目にしますね。
サザンカと椿は似ていますが、見分け方のポイントは、
椿は花がより立体的でしべが花びらに覆われている感じで、サザンカは花がもっと開いている。
また、椿は散るときに花の首ごとぼたっと落ちるのに対し、サザンカは花びら1枚ごとに落ちる。
セツブンソウ
その名の通り、節分の時期に咲くそうです。
直径1.5-2.0センチくらいのほんとに小さな花です。
花の形やしべの構造がまたかわいい。
引きで撮ったらこの通り↓ で、普通だと気づきませんね。
マクロレンズ必須です。
マンサク
これも写真をやってなかったら名前も知らなかったお花ですね。
名前の由来がおかしく、他の花よりも早く咲くことから、
「先ず咲く」がなまって「まんさく」となった、といういわれがあるそうです。
しかし、これを見るたびに福岡銘菓の「鶏卵素麺」を想い出すんですよね。
ロウバイ
まさに蝋でできたような梅のようなお花です。
あまい香りがしました。
菜の花
これはもう春の花ですね。3月ー4月がピークかと思いましたが、早咲きもあるようです。
まとめ
いかがでしたか。
冬は地味なお花が多いですが、写真をやっていなければ知りもしなかったようなお花や木に出会えて、冬のお花撮影も楽しいです。
河津桜も咲き始める【木場公園】でエリカや冬の花を撮影しました。(東京都)
こんにちは inoc です。
早いものでもう2月に入りました。
寒さにかまけてついついお花を撮りに行くのをすっかりさぼっていました。そろそろ梅の便りも聞こえてきましたので、これから楽しみが増えそうです。
昨日はエリカ様を撮りに木場公園まで行ってきました。
都立木場公園とは
江東区にある都立の大型公園です。
園内には、「東京都現代美術館」(大規模改修のため現在休館中。2019年3月29日リオープン予定)、テニスコート、バーべキュー場などがあり、かなりの広さがあります。
その一角に「都市緑化植物園」という植物園があります。ここは、一面のお花畑!という感じではなく、小ぶりのお花や草などがサンプル花壇のように少しずつ植えられている場所です。はっきり言って地味です。しかし、限られた敷地の中でいろいろな植物に出会うことができます。
植物の名前を書いたプレートが付いていますが、冬場にはまだ咲いていないものが多いです。
アクセス
東京メトロ半蔵門線「清澄白河」か東西線「木場」が最寄りです。
駐車場も有料ですがあります。
都心からするとややはずれにありますが、おしゃれなカフェなどで最近話題の清澄白河も近いので立ち寄り場所も結構あります。
川を挟んでいるため、園内とは思えない大きな橋がかかっています。
橋の間からスカイツリーが見えます。
植物園の位置は
「清澄白河」から歩いてくると一番奥側、東西線「木場」からのほうが近いです。
公園沿いには河津桜も咲き始めていました。
「木場ミドリアム」
という建物内で、園内の植物や昆虫、鳥類の写真を見ることができます。
今見られるお花は何か、ここで事前に調べて行きましょう。
ギョリュウバイ
木場ミドリアムを出てすぐにあるのが、ギョリュウバイ(御柳梅)。
高さ3メートルくらいの木です。
かわいい小さな花は梅の花に似ていますね。葉っぱの形がハーブのようでかわいいです。
ジャノメエリカ
お目当てのエリカ様。
高さ2メートルくらい。ピンク色のイクラのようなぷちぷちのお花がかわいいです。
明るいレンズを使って、玉ボケと一緒に撮るといい感じです。
ハーブ草
名前は全部はわかりませんでしたが、いろいろなハーブ類がたくさんありました。
これはローズマリー
名札には「ラム肉料理によく合う」と書いてありました。
エルサレムセージ
名前不明ー なんかのハーブ
ルー
ラベンダー
夏に咲くのかと思いましたが、品種によるのでしょうか。
小さな花壇のお花たち
ビオラ
シクラメン
梅園
一番奥側に梅の木があります。
梅はまだ咲き始めでした。あと2週間くらいすればかなり出てくると思います。
河津桜
園内ではないですが、植物園の範囲側の川沿いには河津桜が植わっています。河津桜はソメイヨシノなど普通の桜よりもずっと早く2月から咲き始めます。ピンク色が濃いのも特徴です。
カメラを向けると逃げられましたがメジロも来ていました。
やはり、桜は春を想起させていいですね。
まとめ
地味ですが、よーく見ると形のカワイイ葉っぱや小さなお花がたくさんあって、この季節には穴場のお花スポットです。
立ち寄りスポット
アーティチョークチョコレート
おしゃれな店内のビーントゥーバーのチョコレートショップです。
ホットチョコレートなど店内でいただくこともでき、お花撮影で疲れた体に糖分補給はいかがでしょうか。
江の島サムエルコッキング苑へウインターチューリップのライトアップを再び撮りに行きました(藤沢市)
こんにちは inoc です。
前回は年末に行った、江の島のサムエルコッキング苑のウインターチューリップをご紹介しました。
ウインターチューリップの紹介は前の記事をご覧ください。
ここはシーキャンドル(江の島展望灯台)のライトアップも有名です。前回は時間の都合で夜まで滞在できなかったため、今回はライトアップ目当てに行ってきましたよ。
ただ、行った日がよりによっての雨でした。まあ、空いてましたけどね。
曇りの中のチューリップ
お昼前に到着しましたが、雨は午後3時ごろからの予報だったので、雨が降り出す前にできるだけチューリップを写真に収めようと、お昼も食べずに撮影開始。それでも軽く雨が降って来てましたが、10分くらいでやみました。
おかげで、水滴を付けたチューリップの花びらをたくさん撮ることができました。
人も少なめでした。
ガラスでできた蝶々が飛んでいます。
青空ならよかったですが。
曇りの日は、空を入れずにマクロレンズでアップに撮ります。
ぷりんと丸くかわいい赤いチューリップ。定番ですね。
曇りのほうがいい色がでます。
晴れた日は光と影のコントラストが高くなりすぎるのですが、今日はアンダー気味でコクのある写真が撮れました。
年末に行ってから2週間くらいたちましたが、すこし花びらが開き終わっているものや倒れているチューリップもあります。
黄色は割とまだ咲いてそうです。今月いっぱいくらい持つでしょうか?
ライトアップは5時から
10秒前になるとカウントダウンが始まります。
灯台の周りや、地面一面のLEDがいっせいに点灯し、歓声があがります。
ここがシーキャンドルのイルミネーション撮影の定番スポットのようで、多くの人がカメラを構えていました。
ちなみに、これで焦点距離28mmです。24mmくらいのほうが少し余裕があってよかったですね。
ちょうど、チューリップ園と灯台の途中の通路に幻想的なイルミネーションが広がっています。
ちなみに、「関東三大イルミネーション」の一つだそうです。
チューリップのライトアップ
チューリップ園のあたりもイルミネーションが点灯して、昼間とはまた違った雰囲気に撮れます。
開放で撮ると玉ボケがキラキラしてきれいです。
レンズにハートの自作フィルターをつけてハートボケを出しました。
結構濡れてます
みなさん、傘を差しながら撮影
ガラス蝶々も雨の中飛んでいます。
ランチスポット
江の島ですからランチスポットには事欠かないのですが、せっかくなので江の島らしいものを、とその名の通り、「江之島亭」さんへ。サムエル・コッキング苑から出て右方向、階段を下ったり登ったりして岩屋方面へ向かう途中にあります。
江の島丼をいただきました。サザエがごろっと入った親子丼のような感じです。
席からは海を見下ろしながらお食事ができます。
江之島亭までの途中に、自動販売機があり、ラベルのかわいいサイダーなど売っていました。
さすがにこれはチャレンジする気になりませんでした。
カレーパンサイダー
冬のお花撮影は、江の島サムエルコッキング苑のチューリップがおすすめです(藤沢市)
こんにちは inoc です。
前回「ふなばしアンデルセン公園」のアイスチューリップをご紹介しました。
さて、今回は、この真冬でも楽しめるチューリップのスポット、江の島サムエル・コッキング苑のご紹介です。
- 江の島サムエル・コッキング苑とは
- アクセス
- おすすめする理由が満載
- 数少ない冬場のお花スポット
- 花の高さがちょうどいい
- 地面がコンクリート
- 花が密集している
- お花に寄れる
- 西日でフレア&玉ボケ
- 夜はライトアップ&イルミネーション
- 一大観光地「江の島」
- まとめ
江の島サムエル・コッキング苑とは
サムエル・コッキング苑は江の島の頂上、灯台の下にある植物園で、熱帯植物や四季に合わせたお花が見られるスポットです。
江の島に行ったことがある人は多いと思いますが、頂上まで行っても、サムエル・コッキング苑は有料のため素通りして帰る方も多いかもしれません。
園内は意外と広くて、チューリップの時期以外でもお花や植物を楽しんだり、灯台の上にある展望台からの景色を眺めたりできます。
アクセス
江の島までの電車の駅は3つあります。
小田急線 片瀬江ノ島駅
江の島電鉄 江ノ島駅
湘南モノレール 湘南江の島駅
それぞれ少しづつ駅の場所は違いますが、どこから来ても距離的に大した差はありません。
このいずれかの駅からサムエル・コッキング苑までは徒歩でおよそ20分から30分くらいかかります。特に休日は人も多いのでさくさく歩くことができず、途中でちょこちょこ写真を撮ったり、お団子を買ったりしてしまうので、1時間くらいは見ておいたほうがよいでしょう。
江の島の商店街を抜けたふもとからエスカー(350円)というエスカレーターを利用すれば少し楽にたどり着けます。
江の島入り口 青銅の鳥居付近
おすすめする理由が満載
実はこのサムエルコッキング苑のチューリップはおすすめする理由が満載です。
これから写真とともに一つずつご紹介します。
数少ない冬場のお花スポット
なんといっても、冬の間は、2月-3月の梅の季節までメジャーな花が咲いていません。この時期に色とりどりのお花が咲く貴重な撮影スポットなのです。
展望台を目当てに訪れた人は口々に、なんで今頃チューリップが咲いてるのと、不思議がっています。
球根を冷蔵保存しておき、より気温の高い室外に出すことで春が来たと勘違いして花を咲かせるそうです。春よりも気温が低いためお花も長持ちで1か月くらい楽しめます。
花の高さがちょうどいい
撮影する目線を考えたときに、ここのチューリップは地面からではなく、大きなプランターの上に植わっているため、体をかがめた時に花を真横から見ることができます。
これが地面から植わっている場合は、カメラのティルト液晶を使うか、思い切って肘をついて地を這うような体制でファインダーをのぞくことになります。
地面がコンクリート
また、ここの地面は土ではなく、コンクリートなので、ひざや手をついてもそれほど服を汚さずに済みます。
花が密集している
花どうしの間隔が狭く植わっているため、写真に撮ったときに密集感がでます。また、マクロで撮っても背景をシンプルにできます。
お花に寄れる
柵やロープで囲われていないため、チューリップの近くによって撮影することができ、真下から、真上からなどアングルの自由度が高く撮れます。
西日でフレア&玉ボケ
晴れた日なら午後3時頃になると西日が強くなり、斜め上からの光が差し込んできます。
逆光で撮るとチューリップがふんわりとして、オールドレンズなどを使えばフレアが出ます。
また、ちょうど西日の方向に木が植わっているため、そこの木漏れ日を利用すれば、玉ボケもふんだんに出てくれます。
夜はライトアップ&イルミネーション
夜5時からは電飾とライトアップでチューリップが光に照らされ、華やかに彩られます。
さらに奥の植物園やシーキャンドル(灯台)もイルミネーションで飾られて幻想的な世界が広がります。
一大観光地「江の島」
ここは江の島。チューリップ撮影だけでなく、他にも、パワースポットの江島神社、島の反対側へ下ると、稚児が淵や岩屋洞窟など観光スポットもたくさん。
江島神社 朱の鳥居
稚児が淵からの夕日と富士
そして、地魚の海鮮料理やしゃれたレストラン、カフェなどグルメスポット満載です。一日居ても足りないくらいです。
LON CAFEは園内にあるフレンチトーストのお店です
まとめ
チューリップだけでもテンション上がりますが、ほかにもお楽しみが満載ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
年始は初詣客でかなり込み合いますので、外したほうがいいかもしれません。