一足早くひっそりと、秋の紅葉 赤城山覚満淵へ行きたい
こんにちは inoc です。
10月に入るとそろそろ紅葉の計画を立てたくなります。関東圏では11月になってからが見ごろのピークを迎えますが、標高の高いところでは10月でも早くから楽しめる場所もあります。そのひとつ、今回ご紹介するのが「覚満淵(かくまんぶち)」です。
覚満淵とは
ちょうど1年ほど前の2017年10月15日にへ行ってきました。
覚満淵は群馬県の赤城山の山頂付近にある沼で、その周囲を湿原が取り囲んでいます。沼の周囲を一周できるように木道が敷かれています。
10月今頃の時期に行くと木々が紅葉し、すでに落葉して木肌を見せているものもあります。それが沼の水面に映った光景がまたすばらしく絵になります。また、早朝に霧が立ち込めるとさらに幻想的な雰囲気につつまれ、この世ものとは思えぬ光景となります。
紅葉とはいってもモミジやカエデといった真っ赤なものではなく、赤、黄、茶色などなどが混ざった渋めの彩です。
標高が高く、早朝だとカメラマンがちらほらいる程度なので、静寂さとひんやりとした空気の中、こころ洗われるような爽快感を感じ、本当に下界の喧騒に戻りたくない思いでした。
少し上った鳥居峠から見下ろす覚満淵
帰るころには雨が降り出して真っ白になりました。山の天気はやはり変わりやすいです。
おすすめ時間帯
絶対に日の出前に行きましょう。
理由は、
朝霧を狙う。
人が少ない。
水面が静か。
前橋の今頃の日の出時刻は5:40頃となっています。
真っ暗な山の夜道は私も少し怖かったですが、その先にある絶景を目指して頑張りましょう。運転には十分気を付けてください。
行き方
県立赤城高原ビジターセンターを目指して赤城山頂へ向かいます。県道4号と県道16号がありますが、おそらく4号のほうが無難でしょう。いずれにしても山道なのでところどころ険しい急カーブや坂があります。舗装はしてありますし、道幅も対向できないほど細くはありません。
ビジターセンターには広い駐車場があります。覚満淵の入り口は駐車のすぐ向かいです。